【日本ニュース】トンネル工事でCO中毒死 現場責任者2人を書類送検 長崎

Pocket

https://www.youtube.com/watch?v=38rjUCfMoAM

長崎市で、おととし、水道のトンネルの工事をしていた作業員4人が一酸化炭素中毒になり1人が死亡した事故で、警察は、狭いトンネルでの使用が認められていない発電機を使い換気も怠っていたとして、現場責任者の2人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、現場の安全管理を担当していた東京・台東区の建設会社、三信建設工業の53歳の社員と、東京・北区の防水工事会社、佐藤防水工業の43歳の社員の2人です。

おととし11月、長崎市三京町でダムから浄水場に水を送る水道用のトンネルの補修工事をしていた作業員4人が一酸化炭素中毒になり、このうち東京・大田区の荒堀正幸さん(当時36)が死亡しました。

警察によりますと、現場では、不完全燃焼のおそれがあるため狭いトンネルでの使用が認められていないガソリン式の発電機が使われていたことがわかりました。

現場責任者の2人は危険性を認識していながら換気も怠っていたということで、警察は7日、業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。

捜査関係者によりますと、2人は容疑を認めているということです。

それぞれの会社は、「重く受け止め労災事故の撲滅をはかります」、「工事体制の見直しなどの対策を立て、再発防止に努力していきます」とコメントしています。
=============================================
【Youtube】 : https://www.youtube.com/channel/UCYapPwjV8XJUYGpgNcV11EA
【Website】 : https://www3.nhk.or.jp