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アメリカのトランプ大統領は、イラン核合意からの離脱を表明し、経済制裁の再開を発表しましたが、イランは強く反発しているほか、核合意の維持を求めてきたヨーロッパなどからも批判が相次いでいます。
トランプ大統領は8日(日本時間9日未明)、ホワイトハウスで演説し、前のオバマ政権が結んだ核合意からの離脱を表明し、経済制裁を再開することを発表しました。
これに対し、イランのロウハニ大統領は、トランプ大統領を強く非難したうえで、今後、合意に参加した関係国と協議し、アメリカ抜きで核合意にとどまる方針を示しました。
ただ、ロウハニ大統領は、今後の協議で国益が尊重されていないと判断すれば、ウラン濃縮を再開させることも辞さないとけん制しています。
また先月、トランプ大統領と首脳会談し、核合意の維持を求めてきたフランスのマクロン大統領は、ツイッターに「フランスとドイツ、そしてイギリスは、アメリカの決断を残念に思う。核不拡散の体制が危機にひんしている」と投稿するなど、ヨーロッパの関係国からも批判が相次いでいます。
トランプ大統領の判断をめぐっては、トランプ大統領が史上初の北朝鮮との首脳会談を控える中で、アメリカは、外交交渉の結果を一方的に翻すという誤ったメッセージを送ることになるとして、今後の北朝鮮との交渉への影響を懸念する見方も出ています。
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