<なでしこ速報>新布陣的中!カメルーンに2-1で辛勝、決勝T進出。

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<なでしこ速報>新布陣的中!カメルーンに2-1で辛勝、決勝T進出。
THE PAGE 6月13日(土)12時52分配信
 なでしこは、現状を打開するため、メンバーを替えずにポジションを変更する。鮫島をサイドバックに下げて、宮間を左サイドハーフへ。宮間のボランチの位置へ宇津木を配置した。

 後半9分には、川澄に替えて運動量の多い大野を投入。12分には、その大野から右サイドの菅澤へと渡り、ゴール前にクロスを放り込むが、誰もカバーができていない。逆に中盤でボールを奪われ、14分には後半出場のズンガにミドルを打たれた。

 後半18分には、坂口に替えてボランチの位置に澤を投入した。3万4000人を越える観客で埋まった場内からはレジェンドの登場に大きな拍手が起きる。澤が入って、少し日本もボールが回りだす。21分には、右からのロングクロスに、その澤がシュートを狙ってヘッドを仕掛ける。後半26分には、フリーキックからゴール前に入れられ、大きなピンチを迎えた。日本は、分厚いディフェンスで守り、最後はシュートを打たれたが、枠を外れた。

 日本は30分を過ぎると中盤でしっかりとボールをキープしてパスを回しながら、時間のマネジメントにかかった。37分には、ズンガにまたミドルシュートを打たれ、この日、4本目のコーナーキック。カメルーンはハイボールを放り込んできたが、日本は人数をかけ体を張って防ぐ。40分を超えると、相手エースのエンガナムイが足が吊って倒れた。カメルーンも消耗しているが、日本は我慢の時間帯が続く。45分。ついにエンガナムイのスルーパスに反応し左サイドを走りこんできたヌシュットにゴールを許す。1点差のまま4分のロスタイムへ。最後まで苦しんだが、粘り強い全員サッカーで逃げ切った。日本は連勝で決勝トーナメント進出を決めた。
 
 
 試合後、佐々木監督は 「いつもすいません、はらはらどきどきさせてしまって」苦笑い。「終盤の試合運びには課題が残った。立ち上がりに、両サイドでチャンスをものにしたのが大きかった。カメルーンは、前線のフィジカルが強いので、こういうこともあるとは思っていたが、最後の最後にあわてた。この反省を次に生かしたい。シンプルなミスも多いので、そこを修正、次へのステップにしたい」と語った。

 またキャプテンの宮間も「途中から相手の良さを出させてしまった。課題は多いが前向きに捉えたい。得点は流れからも、セットプレーからも取れて、失点も最小に抑えられた。いいときは、多くの選手の動いているが、悪いリズムのときは、それができていない。そこが課題」と厳しい表情だった。

 骨折の安藤も応援にかけつけていたが、そのことを聞かれ「彼女のためにと口で言うのは簡単だが、心に響く試合をしたかった。届いたかどうかわからないが、1位突破したいし、(次のエクアドル戦に)一丸となって準備することが大事になる」と気を引き締めていた。

 
 なでしこは、現状を打開するため、メンバーを替えずにポジションを変更する。鮫島をサイドバックに下げて、宮間を左サイドハーフへ。宮間のボランチの位置へ宇津木を配置した。

 
引用:yahooニュース