福島県の1週間のニュースを振り返りました。(福島15/06/20)

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福島県の1週間のニュースを振り返りました。

16日、会津のシンボル「赤べこ」に、何者かが心ない仕打ちをした。
JR会津若松駅前で観光客を出迎える赤べこが壊されているのが見つかった。
観光客を迎える大きな赤べこが、数日前、首が胴体から外れた状態で見つかり、針金で補強されていた。
地元の人は「会津の顔ですよ赤べこは。残念だね地元の人はね」と話した。
関連は不明だが、ツイッター上には、男性とみられる人物が、壊れた赤べこに乗っている姿が投稿されていた。
警察が、器物損壊事件として捜査している。

17日、全町避難が続く楢葉町の議会全員協議会で、政府側は、お盆前に避難指示を解除する方針を示した。
これに対し、町議会議員は「戻りたい、帰りたいという方もいるが、条件整うまで見合わせたいという人も多くいる」、「今、楢葉で住める環境には、まだまだなっていない」などと述べた。
政府は、2017年の3月までに避難指示を解除できるよう、復興を加速化させるとした指針を大前提としていて、「お盆前の解除」は撤回しない方針。

18日、甲子園への切符をかけた夏の高校野球福島県大会の運命の組み合わせ抽選が始まった。
夢の舞台へ向けて、熱い夏がまもなく開幕する。
2015年は、被災地の連合チームなどを含む、87校78チームが激突する。
第一シード・聖光学院の三浦 陸主将は「夏の大会は、相手関係なく、一歩一歩大切に歩んでいきたいと思います」と話した。
初出場・ふたば未来学園の遠藤和明主将は「初戦の相手がどのチームでも、僕たちは1年生なので、1年生らしく全力でやっていきたいと思います」と話した。
大会は、7月9日に開幕する。

19日、矢吹町の自動車販売会社で、車の購入代金などをめぐるトラブルが相次いでいることがわかった。
会社があった場所に人影はなく、今は雑草が生えてしまっているような状況だった。
取引先も、社長とは全く連絡が取れない状況だという。
販売会社から車を購入した男性は「『今だけ安くしますから、今がチャンスですよ』と。『その代わり、現金で払わなくちゃいけないんですけど』って」と話した。
男性は2015年、販売会社の男性の強い勧めで車を注文し、代金を支払ったが、納車されなかった。
男性は「(顧客の)みんなの前で説明してほしいですよね。なんでそういうことしたのか、どう償うんだか」と話した。
警察には、これまでに20件ほどの相談が寄せられていて、被害額は2,000万円にのぼるとみられている。
警察が、詐欺などの疑いで捜査を進めている。

19日浄楽園ではハナショウブが見頃を迎えている。