【なでしこオランダ戦】 速報日本、2-1で逃げ切り8強入り

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有吉、初ゴールが先制弾
初のW杯を戦う遅咲きのDFが大仕事をやってのけた。前半10分、宮間の左クロスをゴール前の大儀見が頭で合わせる。ボールはクロスバーに弾かれたが、相手のクリアミスを有吉が思い切りよく蹴り込んだ。「持ち味は積極的な攻撃参加。どの試合もスタートから100%でプレーする」がモットー。2012年に代表デビューした27歳が、最高の形で自身にとっての代表初ゴールを決めた。
追加点の欲しい日本は途中出場の岩渕が得意のドリブルをみせるが、ゴールにはなかなかつながらない。後半29分には相手DFの背後に出た大儀見が、角度のない位置から意表を突くシュートを試みたが、得点は奪えなかった。

 31分の相手CK。鮫島のクリアは自分たちのゴールに向かってしまったが、海堀が素晴らしい反応ではじき出した。

 直後の33分、日本は大儀見のキープから攻めの形を作り、宮間の中央へのパスを岩渕がスルー。後方で待ち構えた阪口が落ち着いてシュートを決め、貴重な2点目を奪った。
 オランダも懸命に攻めるが、日本の連動した守備の前に効果的なシュートを放てない。ロスタイムに入り、オランダのシンプルなヘディングシュートを海堀が後方にそらし、1点差に迫られたが、その後の反撃をしのぎ、日本が2-1で逃げ切って勝利した。

 日本は27日(日本時間28日)の準々決勝で豪州と対戦する。

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