<なでしこ速報>日本、豪州に1-0の快勝でベスト4進出!

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<なでしこ速報>日本、豪州に1-0の快勝でベスト4進出!
THE PAGE 6月28日(日)6時50分配信

 女子ワールドカップの決勝トーナメント準々決勝の日本対豪州が28日(現地時間27日)、カナダのエドモントンで行われ、日本が1-0で快勝、ベスト4進出を決めた。日本は、積極的なプレスで序盤からボールを支配。美しいパスワークで、かき回し、後半42分、途中から投入されていた岩淵が決勝ゴールを決めた。準決勝はイングランド対カナダとの勝者と7月2日(現地時間1日)に行われる。

 準々決勝の地、エドモントンのコモンウェルススタジアムは、真夏の太陽が人工芝に照りつけた。キックオフの時点で、発表された気温は、26度だったが、アップの段階で、すでに各選手が汗を拭くシーンが目立つほどの暑さだ。

 なでしこは、「美しい」と海外メディアに評価されるほど、連携のうまくいったオランダ戦と同じスターティングメンバーで臨んだ。大儀見、大野のツートップに、左サイドハーフに司令塔となる宮間をおき、ボランチは、宇津木―阪口のコンビ。両サイドバックには、鮫島と有吉だ。レジェンド、澤はベンチスタートとなった。
 42分、ついに待望のゴール。宮間のコーナーキックから、クリアされたセカンドボールを宇津木がフォロー。ゴール前の混戦の中で、岩清水のシュートも、はねかえされたが、そのボールをゴール前につめていた岩淵が、倒れこむように右足でゴールへ押し込んだ。45分には、最後、逃げ切るためにレジェンド、澤を投入。1-0のまま、豪州の反撃を許さず、ベスト4進出を決めた。

 試合後、佐々木監督は「よく選手が頑張って、ボールを動かしながら、粘り強く、最後はしとめてくれた。日本の皆さんが、朝早くから応援してくれたパワーが届いたんだと思います。根気強いなでしこジャパンのサッカーが実を結んだと思います。豪州? 想定内でした。それより、相手のプレシャーが意外と弱かったので、早く自分たちのサッカーができました。(ハーフタイムでは)あせることなく、じっくり90分で、もしくは、120分かかっても、君たちのサッカーなら絶対いけるからと、自信を持ちながらも指示をしました。(岩淵投入については)あの時間帯なら、岩淵のドリブルが効くと思いますし、初速もありますし、混戦の中でしっかりと決めていただいて良かった。継続して次のステップに頑張るだけ。目の前の相手を射止めて、なんとか、ファイナルに皆さんと共に行きたいと思います」と、ほっとした笑顔。
 殊勲の岩淵は、「素直にうれしいです。時間がない状況だったので、とにかく点をと思って入りました。みんなが頑張ってくれた90分だったので、少しでも貢献できてよかったです。なでしこでは、まだゴールが少ないんですが、こうやって大事なところで決められる選手になりたいと思います」と、興奮冷めやらぬ表情で試合を振り返っていた。

最終更新:6月28日(日)7時40分THE PAGE

引用元:YAHOO!ニュース
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