【速報】ジョコビッチ 2連覇達成3度目の優勝、フェデラー撃破<男子テニス>

【速報】ジョコビッチ 2連覇達成3度目の優勝、フェデラー撃破<男子テニス>
tennis365.net 7月13日(月)1時27分配信

【速報】ジョコビッチ 2連覇達成3度目の優勝、フェデラー撃破<男子テニス>
ロジャー・フェデラーを破り、2連覇達成のノヴァーク・ジョコビッチ[写真/ゲッティイメージズ] ウィンブルドン
テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は12日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードで世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのR・フェデラー(スイス)を7-6 (7-1), 6-7 (10-12), 6-4, 6-3で下し、2連覇を達成させると同時に大会3度目の優勝を飾った。

ウィンブルドン対戦表

昨年と同カードの決勝戦、王者ジョコビッチは集中力が高く、今大会好調のフェデラーを上回るラリー戦を展開。第2セットはタイブレークの末に落とすも、ギアを上げたジョコビッチが第3セットの第3ゲームでブレークすると勢いはさらに加速し、フェデラーに反撃を許さないプレーで圧倒した。

両者は今回が40度目の対戦で、20勝20敗となった。昨年の決勝はジョコビッチがフルセットの末に勝利していた。

今回のウィンブルドン連覇は2003-2007年に5連覇したフェデラー以来となった。

今年、ジョコビッチは全豪オープンで2年ぶり5度目の優勝を飾り、全仏オープンで準優勝と、グランドスラム3大会連続で決勝の舞台に立っている。

また、コーチのBo・ベッカー(ドイツ)に並ぶウィンブルドン3度目の優勝。これまでジョコビッチは2011・2014年、今回で3度目の頂点に立った。

一方、敗れた33歳のフェデラーは3年ぶりのタイトル獲得とはならなかった。もしジョコビッチに勝利した場合、歴代最多ウィンブルドン8度目の優勝、さらにオープン化以降で最年長のタイトル獲得となっていた。フェデラーのウィンブルドン7勝はP・サンプラス、W・レンショー(英国)に並ぶ歴代最多タイの記録。2003-2007・2009・2012年に優勝を飾っている。