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【皇室ニュース】皇太子殿下に「ご退位なさいませ」2 そして秋篠宮殿下に譲位を
1に続きまして宗教学者である山折哲雄氏の論文です。
1よりはややわかりやすい表現にはなっておりますが、やはり歴史的なお話も多いですね。
京都でお住まいになることをお勧めされていらっしゃいます。これは、天皇陛下の学習院時代のご学友である橋本明氏も同じことをおっしゃっています。
天皇陛下の愛読書である「雍正帝」ですが、本当にいいお話です。
「雍正帝」には3人の息子がいました。長男はボンクラ(失礼)で権力を求め、次男は才気あふれ、3男は野望もなく皇族と言う身分を謳歌すればいいと考えています。
「雍正帝」は、ご自身が中国皇帝になられるまでに本当に苦労をされました。そのため、次代の公邸に苦労をかけたくないという思いから次男の邪魔をする長男を手にかけました。すべて、国のためでした。
私は何度もこのドラマを見ました。そのたびに、色々と考えさせられるのです。天皇陛下もこの「雍正帝」を愛読されているとのこと、ご自身で置き換えられることも多々おありになっただろうと推察いたします。
実際に皇太子殿下が退位されるか否かは別にして、山折氏本人もおっしゃっているように批難を覚悟で提言されていますが、このようなお話が出てくることが問題ではないかと考えている方も多いのではないでしょうか。
ただ、一言「不敬」と言う言葉だけで片付けようとされる方がいらっしゃいますが、私はそれは違うと言いたいです。
私たちも感情を持っているわけですから、何でも「不敬」というお言葉だけで片付けられないということです。言わば、皇族の方々が我々から見て尊敬される存在であってこそ初めて「不敬」と言う言葉を使用できるのです。
我々が人間であると同時に皇族の方々も人間ですから、そこには悩みもあり迷いもあります。それでも、なお尊敬される人でありたいという気持ちが伝わればいいのです。
雅子さまがご病気だから責めているわけではないのです。病気のありようについて疑問を持っている人も多いのです。
皇太子殿下にもぜひ「雍正帝」をお読みいただきたいものです。
引用:
新潮45 2013年3月
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